「飽きっぽい」
学生の頃、よく親に言われていた言葉だ。
確かに興味はコロコロ変わった。
面白そうだと思えばやりたくなった。
スポーツは面白そうだと思わなかったけれど。
走るのとかめちゃくちゃ遅くて、鬼ごっこがいつも鬼になるなら運動系に興味持つわけはないと思うけれど。
そんな飽きっぽい私だけれど、幼い時から続いているものが二つある。
読書と音楽。
これはずっと続いている。
文字を追うのが好きだった。
物語でも伝記でもなんでも読んだ。
今思えば、情報の収集として読んでいた気がする。
そして音楽。
これは喋り始めたら歌い始めたらしいので、とても好きだったんだと思う。
何だかんだで途切れても戻るということを繰り返している。
学生の時に所属していたオーケストラをやめてから再び舞台に立つことは10年単位で間が空いたけれど、住んでいた場所ではよく歌っていた。
自分がボーカルスクールに通うなんて、思ってもいなかった。
上達してたかはわからないけど、音域は広がった。
今はミュージックスクールに名前が変わり、ボイトレだったりアコギ習ったりしている。
年に数回にはなったけれど。
売れないながらも、CDを出したりするなども思わなかった。
在庫はとんでもないことになって、部屋を圧迫しているけれど。それでも嬉しかった。
私のいちばん最初の曲をアレンジしてくれた人がいってくれた言葉がある。
「万人受けはしない音楽だけれど、この世界観が好きな人はたぶんいる。好きか嫌いかに別れてしまう音楽だけれど、1000人に『なんとなくいいと思う』と言われるより10人に『好きだ』と言われる方がいい。」
コアな人をつかめと。
掴めてないけど。
そして「コノセカイ」は2回配信した。
私のアーティスト名が代わったから出し直しただけともいえるけれど、どこからスタートするにしてもこの曲だなと思っている。
神様と喧嘩したりするけど、ファンタジーな世界ではまあまああることで。(あるのか?)
なんだかんだ言って一番歌えるのもこの曲で。
まだ、前名義のCDが圧迫してるけど。8年前のだしこのまま在庫として持ってるんだろうなとも思ってる。
さすがに捨てられませんよ。ええ。
私の曲の歌詞はCDに載せているもの以外は書いてある場所が無いので、音だけしか伝えてないけれど。
それでもいいかなとかおもってたりもする。
なんというかごちゃごちゃ考えたり思ったりしているけれど、音楽は一番続いてるなと思った。